元旦のご来光を拝むために、近場の標高700m程度の山に登ることになった。
当然、真っ暗闇なので頭に付けるヘッドライト(ヘッドランプ)を準備する必要がある。
登山用のヘッドライト(ヘッドランプ)は持っていなかったので、
今回、初めてLEDヘッドライトを購入した。
これっきりかもしれないので、あまり予算を掛けたくないと思っていたが、
アウトドア用のLEDヘッドライトが予想外に安いので2種類買ってしまった。
どのLEDヘッドライトが良いのかわからないので、
保険として一つ余分に買ったというわけだ。
購入したのは、GENTOS LH-950と、
同じくGENTOSの LH-560という頭部に付けるLEDヘッドライトである。
現物の明るさをみてみると、LH-950ひとつで足りるかなと、
しかし、足元に少し不安があるのでLH-560は首から吊るそうと考えている。
GENTOS LH-950

- 高輝度チップタイプ白色LEDx1灯(メイン)
- 高輝度φ5mm白色LEDx2灯(サブ)
- 最大ルーメン:80ルーメン(LED全灯時)
- LED全灯:約2時間
- メイン1灯:約5時間
- サブ2灯:約18時間
- サブ1灯:約45時間
- 使用電池:単4アルカリ電池x2本
- ワイドビーム
- リフレクタータイプ
- 照射距離:約90m(最大時:LED全灯時)
- 本体サイズ(mm):W66xH41xD41
- 本体質量:72g(電池含む)
- エネループ使用可能
- 防滴仕様
- 付属品:ヘッドバンド、テスト用電池
GENTOS LH-560

- 高輝度φ5mm白色LEDx5灯
- 最大ルーメン:37ルーメン(LED全灯時)
- 使用電池:単4アルカリ電池x2本
- LED全灯:約10時間
- 3灯:約20時間
- 1灯:約50時間
- 点滅(全灯):約50時間
- ワイドビーム
- 照射距離:約30m(最大時:LED全灯時)
- 本体サイズ(mm):W66xH41xD41
- 本体質量:72g(電池含む)
- エネループ使用可能
- 防滴仕様
- 付属品:ヘッドバンド、テスト用電池
さて、これら二つのヘッドライトの明るさであるが、
絶対的な明るさを測定する手段を持っていないので、
相対的な明るさを測ってみた。
測定にはデジカメを使用してみた。
ISOを固定し、絞り優先オート機能で絞りも固定、
すると被写体の明るさに応じてシャッタースピードが変化する。
このシャッタースピードを明るさの指標とし、
LH-950のカタログデータである明るさ80ルーメンを基準に
各明るさを算出し測定値とした。
結果は以下の通り。
かなりの測定誤差が含まれているのは間違いないが、
明るさの強弱の順位は目視での感じ方と一致している。
購入時の参考になれば幸いであるが、参考程度に止めて欲しい。
責任は持てませんので。
GENTOS LED ヘッドライト LH-950、LH-560は
ともに単4アルカリ電池仕様である。
世の中にはUSB充電式のLEDヘッドライトも存在するようだが、
バッテリーの寿命がヘッドライトの寿命ということになるので好きではない。
いつも新品の乾電池を使えることのほうが安心感があり好みだ。
※御来光登山は10人で行った。真っ暗闇であったが、各自がヘッドライトを使用しており(全員LEDヘッドライト)、1列縦隊で接近して行動したのでLH-950のサブ2灯のみで全く問題なかった。しかし、単独で行動するとなると、LH-950のメイン1灯で前方を照らし、LH-560は首から吊るすなどして足元を照らすというふうに組み合わせて使用するのが良いと思う。