英語の語彙力を強化しようと思った

前回の記事「英語の勉強を始めたのは何年前だったかな」の続き

ターゲット1900

2013年の終わり頃、英単語ターゲット1900 5訂版 (大学JUKEN新書)を購入した。別に大学受験をするわけでもないのに。でも英語力の必要性は感じていた。
ここまでやってきたことは、あいも変わらずほぼ音源を聞くことだけ。VOAニュースがメイン。WEBで海外ドラマを日本語字幕で見るようになったのもこのころかな。もちろん大部分は聞き取れないし理解でもできない状態。聞こえてくる音も単語として認識できないし、できても知らない単語だったり。背景知識のある話題はなんとなく「あ~こんなこと言ってるんだろうな~」って思う程度。

とにかく語彙力がないと何も進まないと思い、語彙力を強化するために英単語帳を利用しようと考えた。中学で習うレベルの英単語はまぁOKかなと思っていたので、次は高校レベルの語彙力を身に付けようということだった。実用的かどうかなんて検討する知恵はなかったので、大学受験レベルでいいやと。様々な単語帳があるが、ひとまずターゲット1900を選択した。


2020年に新版が出た → 英単語ターゲット1900 6訂版

2014年の3月頃にやっとターゲット1900の通読(見出し語だけ)が3周目に入った。凄く遅いペースだ。発音をできるようにするのに結構な時間を費やした。発音記号についても調べたりして、遅々として進まなかった。当初は1ヶ月ほどでざっと終える予定でいたのだが。進まなかった大きな理由は勉強したくなかったから。ここでも音源ばかり聞いていたのである。
※発音できるようにするといっても自分の中で区別できるようにするという意味である。

並行してターゲット1900の例文を読み進めていた。例文は大学入試からの引用なので、使われている単語も文法事項もわからないことだらけだった。高校時代に使っていた辞書や文法書、そしてWEB検索を駆使してなんとか理解しながら進めていた。特に慶應や早稲田、上智の入試問題からの引用文は難しかった。これは勉強といえばそうなのだが、調べたことを特に覚えようとかはしていない。行きあたりばったりだ。
それでも、その頃、例文1周目700番ぐらいで、戻り読みせずに文章の意味がわかるようになってきたという感触を得始めた。あくまでも感触である。

2015年10月頃になっても、やることは変わらず、VOAなどの音源を聞いたり、高校レベルの語彙学習ばかりだ。新たに加えたのはターゲット1900を含むいろいろな英単語のアプリをスマホに入れて聞いてみたり、問題に答えてみたりすることだ。ターゲット1900のアプリの4択問題なんかはほぼパーフェクトになっていたが。書籍で見本語を隠して答えようとすると結構正解率が低かった。流石に単語学習にも飽きてきた。
weblioの語彙力テストをやってみたところ、難関大学、英検2級、TOEICは730点それぞれ突破可能状態という判定だった。

ターゲット1900の例文の通読はセクション1-2が6周, セクション3-6が4周, セクション7-8が3周、セクション9-15が1周といったところだ(のべ4100例文)。前から読んで理解できる感触も高まっており、思い出せない単語は例文の意味を覚えているからか類推できるようになっている。
約3週間後の2015年11月頃には、ターゲット1900の例文は日本語に置き換えなくても理解できるようになり始めていた。この3週間で通読したのは300例文ほど。日本語に置き換えるのが面倒に感じる。少しずつでもやり続けると、進歩はあるみたいだ。

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