勉強しないと英語は上達しないのか

前回の記事「英語の語彙力を強化しようと思った」の続き

2015年11月頃、「99パターンでわかる中学英語文型の総整理」を購入した。瞬間英作文というものをやってみようと思ったから。しかし、2周目の途中で頓挫。勉強嫌いなので結局、付属のCDを聞くだけになった。当然、瞬間というものには程遠い状態で、聞くだけの音源のバリエーションが一つ増えただけ。それでも、平易な英文なので音源を聴けば日本語の意味は訳さなくても理解できる状態ではあった。ただ、中には凄く聞き取りにくい箇所がいくつかあった。

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2016年2月頃、ネットで拾った150ほどの例文の暗唱と筆者を始めた。筆写というよりは暗写という方が正確。毎日全例文の暗唱と筆者を行った。しかし、3週間でやめてしまった。それでも、やったぶんだけの効果は感じていた。ターゲット1900の例文が少し読みやすくなったし、ふだん聞いている音源も理解できることが少し増えた気がした。例文暗唱や筆者は効果的な手法に思えた。ただ、筆写は物凄く時間が掛かる。はじめの頃は全例文をやるのに4時間ほどかかっていた。まぁ、勉強嫌いにしては3週間もよく続いたものだ。

2016年5月頃、「99パターンでわかる中学英語文型の総整理」を聞くことは継続していた。音源は編集して日本語を取り除いたものを使っていた。相変わらず結構聞き取れない箇所があった。リンキングだったりほとんど発音されない箇所だったり。また、意識的に集中しないと理解できない状態におちいることもしばしば。まぁ、それは日本語でも同じかもしれないが。
日本語でも聞いた瞬間は理解できなくても、ワンテンポ遅れて理解できることがあるが、英文でも同じ現象が起きることを体験。今聞いた英文が無意識に自動的に頭の中で再生され、そのときに内容が理解できる経験もした。
この頃気づいたのは高校英文法の参考書に掲載されている例文などが理解しやすくなっていることだった。

2016年8月頃、海外ドラマのセリフが意味のまとまりで後から聞こえてくる感じになってきた。日本語でもワンテンポ遅れて聞こえてくるあの感じ。もちろん、ひとかたまりで意味を成す音が聞こえても意味がわからないことのほうが多かった。

2016年11月頃、VOAの音源については単語がさらに聞き取れるようになったが、当然意味は理解できていなかった。理解できたのはどんな話題なのか程度であった。それでも以前よりは進歩しているのは間違いないと感じた。それと文の出だしが特に聞き取りにくかったのだが、聞き取れることが多くなってきた。
ターゲット1900は気が向いたときに復習するだけで、たまに高校英文法の参考書を眺めたりしていた。海外ドラマは日常的に見ており、VOAは日常的に聞き流し(睡眠中も)という状態。

2016年12月頃、英文を目で見るよりも聞く方が楽な感じがした。英文を読む際に、小学校の国語の教科書を読み始めた頃に感じていたのと同様な苦痛を感じた。恐らく、単に英文を目で見て読むということより、聞くことに慣れてしまったためか。

英語の音源を聞くことを続けていれば何らかの進歩は感じられる。少しでも進歩を感じると、来年の今頃はどれほどまでに進歩しているだろうと期待をふくらませるが、そのときが訪れると進歩の遅さを実感する。今のやり方ではその進歩は時間がかかりすぎる。そんな中でも、英単語を覚えたり、例文を音読、暗唱、筆写することは効果的であるというのは間違い。

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