アイ・オー データ USBメモリー U3-MAX2 USB3.1 16GB/32GBの転送速度テスト&レビュー。
I・O DATA U3-MAX2 USB3.1 Flash Drive review
計測環境:Windows10、Intel(R) Core(TM) i3-3220 CPU、SSD(SATA3)、12GBRAM
※USBメモリーにおいては、CrystalDiskMarkのライトの数値はあくまでも参考値。また、USBメモリーは特に安価なものでは同一製品でも転送速度にバラツキがあるので注意。おみくじとか言われるアレ。このU3-MAX2は16GBのものを2個、32GBのものを1個所有しているが、転送速度には誤差程度のバラツキしかなかった。




CrystalDiskMark
リード・ライト共に転送速度は安定している。シーケンシャルライト以外は凄く速い。






Windows10 ファイルコピー
4GiBのファイルx1
安定した書き込み速度。

4KiBのファイルx2,000
高速で安定した書き込み。


ATTO Disk Benchmark
書き込みのトップスピードは50MB/s程度であるが、それ以外はSATA SSD並みの速さ。

RufusでWindows10のインストールメディアを作成
Windows10のISOファイルサイズは7.96GiB。これを3分ちょっとで書き込める。


Check Flash
書込速度は50MB/sに届かなかったが、約14GiBの書き込みで平均速度47.8MB/sは素晴らしい。

約14GiBの読取速度は233.15MB/s。

I・O DATA U3-MAX2 16GB 容量
実際の容量は約15.5GB。

I・O DATA U3-MAX2 32GB 容量
実際の容量は約31.0GB。

シーケンシャルリードはUSB3.1としては超高速。
ランダムリード(4K)もUSB3.1としてはとても高速。
シーケンシャルライトは平均転送速度は約45MB/sを超え、しかも安定して速度を維持。
ランダムライト(4K)はUSB3.1としては超高速。
本体の寸法は幅が約23mm、厚さは約8mm程度。幅が広いので隣の機器との干渉には注意が必要。
スライド式で使いやすい。
アクセスランプが付いているのでOSのインストールメディアやWIndowsの回復ドライブなど幅広い用途に使用できる。ただし、少し角度がつくと見えなくなる。

長所(PROS)
- シーケンシャルリードとランダムライト(4K)が超高速。
- 書き込み時のトップスピードは約50MB/sで超高速とまではいかないが、速度が維持される。
- ランダムリード(4K)も十分に高速。
- アクセスランプが付いている。
- デザインがおしゃれ。
短所(CONS)
- 幅が広いので隣接する機器との干渉に注意が必要。
- 16GBのタイプで容量が約15.5GB、32GBのタイプで約31.0GBと少し足りない。
- 価格が高く転送速度(書込時)に対するコストパフォーマンスは高くない。
備考
一つ1,000円(税込み送料込み)程度で購入したうえ、個人的には使用用途にぴったりなのでコストパフォーマンスは物凄く高い。しかし、動画などの大きいサイズのファイルをメインに頻繁に書き込みを行うなら、ランダムライト(4K)の速度よりもシーケンシャルライトとシーケンシャルリードの速度が速いものを選択したほうが良い。U3-MAX2はシーケンシャルライトの速度は50MB/s程度しか出ない。