VMWare Player 上のWindows98seインストールドライブの縮小(2)

前回は回りくどい方法だった。今回は単純明快。エクスプローラーを使ってほとんどすべてのファイル・フォルダーをコピーし、少し設定するだけ。

1.現行の仮想ディスクから不用なもの削除する

VMWare PlayerでWindows98seを起動し、Windows98seインストールドライブから不用なファイルなどを削除し、使用容量を減らしておく。

一旦Windows98seを終了する。

2.VMWare Playerの仮想マシン設定でWindows98seを収めるための仮想ディスクを新規に追加する

3.現行の仮想ディスクのファイルとフォルダーを新規に追加した仮想ディスクにコピーする

VMWare PlayerでWindows98seを起動し、MS-DOSプロンプトを開く。

FDISKとFORMATコマンドで新規に追加した仮想ディスクにアクセスできるようにする。

※FDISKでパーティションを切る際にMBRが作成され、パーティションをFORMATする際にそのブートセクターの中身が(そのパーティションの)Windows98seが起動するように作られる

MS-DOSプロンプトを閉じる。

エクスプローラーで、一つのファイルを除くすべてのファイルとフォルダーを、現行仮想ディスクから新規に追加した仮想ディスクにコピーする。

除くファイルはシステムドライブのWindowsフォルダ内にある

win386.swp

このファイルはシステムにロックされておりコピーできないが、なければ自動で作られるので問題ない。

コピーが終わったらWindowsを終了する。

4.新規に追加した仮想ディスクのWindows98seで起動できるように設定する

VMWare Playerの仮想マシン設定で現行の仮想ディスクを切り離し、必要に応じて新規に追加した仮想ディスクのノードを変更する。

Wndows98seのCDをマウントし、CDから起動する。

「Start Windows98 setup with CD-ROM」 を選択し、

「セットアップへようこそ」の画面でF3キーを押し、セットアップを中止する。

するとDOSプロンプトが表示される。

最後に、新規に追加した仮想ディスクのWindows98seを収めているシステムパーティションをFDISKでアクティブに変更し、仮想マシンを終了する。

これで新規に追加した仮想ディスクに収めたWindows98seから起動する。

以上。

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