バッファロー USBメモリー BUFFALO USB3.2 Gen1 RUF3-K32GAのスピードテスト。
BUFFALO RUF3-K32GA USB3.2 Gen1 Flash Drive review
計測環境:Windows10、Intel(R) Core(TM) i3-3220 CPU、SSD(SATA3)、12GBRAM
※USBメモリーにおいては、CrystalDiskMarkのライトの数値はあくまでも参考値。また、USBメモリーは特に安価なものでは同一製品でも性能にバラツキがあるので注意。おみくじとか言われるアレ。












シーケンシャルリードは普通。100MB/sを少し下回ってるが特に劣っているわけでもない。低価格なUSBメモリーということを考えれば十分な速度。
ランダムリード(4K)はかなり良い。CrystalDiskMarkで10MB/sにやや足りていないが、これだけの速度が出ていれば小さなファイルの読み出しにも不満はない。
シーケンシャルライトの速度はUSB2.0のUSBメモリーのスタンダードタイプ程度でしかなく、USB3.0としては遅い。それでも10MB/s程度はキープしているので少量の書き込みや読み出しメインでの使用など用途次第では問題ない。
ランダムライトは悲惨な状態。それでも全く使えないってほどでもない。少量の書き込みや待てる環境なら問題ないだろう。
RufusでWindows10のISOファイル(約8GB)からインストールメディアを作成してみたところ、所要時間は約15分であった。この時間が問題にならないなら、読み出しは遅くないので十分に使える。このISOファイルの書き込みに30分もかかるようなUSBメモリーに比べたら15分はまだまともな方なのかもしれない。
本体の寸法は幅が19.5mm程で隣の機器と干渉することは少ないだろうが、隣の機器の幅次第。キャップ式であるが本体のお尻には付けられない。しかし、キャップにもストラップホールが付いているので、これを利用すればキャップの紛失も防げそう。
アクセスランプ付き。低価格なUSB3.0なのにアクセスランプが付いているのはありがたい。Windowsのインストールメディアとして使うときはアクセスランプがないと不安になる。
長所(PROS)
- アクセスランプが付いている
- ランダムリード(4K)がそこそこ速い
- キャップ式は個人的に好み
- リードメインであれば十分に使え、コストパフォーマンスも良好
短所(CONS)
- シーケンシャルライトが遅め
- ランダムライトは遅い
- 実際の容量は約31GB
備考
アクセスランプが付いていなければごみ寸前とは言い過ぎか。安売りの時に買うのが吉。
個人的には一度に書き込む量は1,000ファイル程度まで、合計サイズは100MB程度までならそれほどストレスなく使える(わりと我慢強い性格かも)。4KiBのファイル1,000本のファイルコピーで約30秒。5MiBのファイル20本で約10秒。合わせると約40秒。待てない人は多いかもね。
Windowsの回復ドライブ用としてはなかなか使えるUSBメモリーかもしれない。Windowsの回復ドライブとして使用する場合は、書き込み速度が速い高価なUSBメモリーを使っても回復ドライブの作成にかかる時間はあまり短縮できない。USBメモリーに書き込む時間よりもずっと多くの時間が他の処理に必要なようだ。それなら書き込みが遅くても価格の安いRUF3-K32GA で十分だし、LEDアクセスランプも付いていて安心。
Windowsが起動している状態でUSBメモリーを使うなら、読み書きの状況はモニターに表示されるのでLEDアクセスランプの必要性はあまり感じないが、回復ドライブ(USBメモリー)から起動する場合は、USBメモリーが動作していることがわかるLEDアクセスランプの存在はありがたい。
Amazonでセールされているので安く買えるチャンスは多い。600円前後が買い時だと思う(2022/12/11)。