シリコン パワー USBメモリー SP USB3.1 BLAZE B02 32GBの転送速度テスト&レビュー。
SP BLAZE B02 USB3.1 Flash Drive review
計測環境:Windows10、Intel(R) Core(TM) i3-3220 CPU、SSD(SATA3)、12GBRAM
※USBメモリーにおいては、CrystalDiskMarkのライトの数値はあくまでも参考値。また、USBメモリーは特に安価なものでは同一製品でも転送速度にバラツキがあるので注意。おみくじとか言われるアレ。



CrystalDiskMark
リード・ライト、シーケンシャル・ランダムともそこそこの転送速度。オールラウンドプレーヤーという感じ。






Windows10 ファイルコピー
4GiBのファイルx1

4GiBのファイルコピーでは開始直後の部分は一瞬だけ転送速度が高い。平均速度は約27MB/sでまずまず。
4KiBのファイルx2,000


exFAT 16KB:平均転送速度136.5KB/s、33.3Files/s
NTFS 4KB:平均転送速度186.1KB/s、45.4Files/s
※ FastCopyによるファイルコピー
exFAT 16KB:平均転送速度330KB/s、81.5Files/s
NTFS 4KB:平均転送速度540KB/s、132.9Files/s
ATTO Disk Benchmark

RufusでWindows10のインストールメディアを作成
約8GBのISOファイルの書き込みで5分33秒は素晴らしい。アクセスランプも備わっているのでインストールメディアにも適している。

SP BLAZE B02 32GB 容量
実際の容量は約31GB。

シーケンシャルリードはUSB3.1としては普通の転送速度。
ランダムリード(4K)は平凡な転送速度。
シーケンシャルライトは概ね安定した転送速度を維持し平均転送速度は約27MB/s。
ランダムライト(4K)はなかなか健闘している。低価格帯のUSBメモリーの中では速い部類だと思う。
本体の寸法は幅が約18mm、厚さは約8mm程度でとなりの機器との干渉はほとんど気にする必要がない。
キャップ式は個人的には好みではあるが、本体のお尻に挿すことはできない。
アクセスランプが付いているのでOSのインストールメディアやWindowsの回復ドライブなど幅広い用途に使用できる。

長所(PROS)
- 安定した転送速度を維持するシーケンシャルライト。
- なかなか健闘しているランダムライト(4K)。
- 干渉を気にする心配がほぼないコンパクトなデザイン。
- あると安心なLEDアクセスランプ付き。
短所(CONS)
- キャップがお尻に付けられない。
- 容量が約31GBと32GBに少し足りない。
備考
シーケンシャルリード・ランダムリード(4K)は平凡な転送速度であるが、シーケンシャルライトはスタート直後のブーストがあり、その後は約27MB/sで安定して推移。この価格帯のUSBメモリーとしてはまずますのスピード。ランダムライト(4K)は爆速ではないが、この価格帯では十分に高速。LEDアクセスランプも付いて幅広い用途に対応可能。低価格帯において、高コストパフォーマンス&オールラウンドプレーヤーという印象。ただ、おみくじの要素が気になるところ。