ギガストン USBメモリー Gigastone U307sのスピードテスト。
Gigastone U307S USB3.0 Flash Drive review
計測環境:Windows10、Intel(R) Core(TM) i3-3220 CPU、SSD(SATA3)、12GBRAM
※USBメモリーにおいては、CrystalDiskMarkのライトの数値はあくまでも参考値。また、USBメモリーは特に安価なものでは同一製品でも性能にバラツキがあるので注意。おみくじとか言われるアレ。













FAT32とexFATにおいて、シーケンシャルライトの速度が40MB/Sを超えているように見えるが実際には序盤の数秒間だけである。その後は22MB/S程度で安定する。4GBのファイルのコピーにおいても22MB/S程度の速度は維持しているのでかなり使える。
ランダムライト(4KB)が1MB/Sを超えており、これはアピールポイント。4KBのファイル2,000本を「FastCopy」でコピーした場合、exFAT(16KB)で100本/S、NTFS(4KB)で180本/Sの速度であった。写真や動画のような1MBを超えるようなファイルを扱う場合にはほとんど気にしなくて良い指標だが個人的には重要な指標。
リードについては特に問題は感じられないがやはり小さなファイルにおいても良好。
本体の幅は約20mm、厚さは約11mmで、場合によっては隣の機器と干渉する。分厚い感じがするがアウトドアな雰囲気に仕上がっていて好みである。スライド式であるが、スライドする分部(黒いパーツ:Gigastoneのロゴあり)を持ってUSBポートに挿そうとするとスライドが戻ってしまい挿せない。慣れるまで使いにくい。
アクセスランプは無い。
長所(PROS)
- リードは問題なく使える
- シーケンシャルライトは約22MB/Sを維持しかなり使える。
- ランダムライトが結構速い。
- 税込み(送料別)550円で購入したのでコストパフォーマンスは良好。
短所(CONS)
- 幅・厚みともそれなりにあるので干渉に注意
- スライド部分を持って挿せない
- アクセスランプが無い
備考
オールラウンドに対応できるマルチプレーヤー。
Rufusで7.96GiBのISOファイルをもとにWindows10のインストールメディアを作成した際の所要時間が約7分。このタイムからもバランスの良さが感じられる。
SanDiskのSDCZ600-032Gとそっくりな速度特性。まぁ、SDCZ600-032Gの中でも色々あるみたいだけど。