BUFFALO USBメモリー RUF3-KS32GA-**/N 32GB Speed Test

バッファロー USBメモリー BUFFALO USB3.2 Gen1 RUF3-KS32GA-**/Nのスピードテスト。

BUFFALO RUF3-KS32GA-**/N USB3.2 Gen1 Flash Drive review

計測環境:Windows10、Intel(R) Core(TM) i3-3220 CPU、SSD(SATA3)、12GBRAM

※USBメモリーにおいては、CrystalDiskMarkのライトの数値はあくまでも参考値。また、USBメモリーは特に安価なものでは同一製品でも性能にバラツキがあるので注意。おみくじとか言われるアレ。

バッファロー Flash Drive RUF3-KS32GA-**/N
バッファロー フラッシュ ドライブ RUF3-KS32GA-**/N
BUFFALO RUF3-KS32GA-**/N FAT32 16KB 64MiB
BUFFALO RUF3-KS32GA-**/N FAT32 16KB 512MiB
BUFFALO RUF3-KS32GA-**/N exFAT 16KB 64MiB
BUFFALO RUF3-KS32GA-**/N exFAT 16KB 512MiB
BUFFALO RUF3-KS32GA-**/N NTFS 4KB 64MiB
BUFFALO RUF3-KS32GA-**/N NTFS 4KB 512MiB
Windows10 ファイルコピー 4GiB 平均速度13~33MB/s
書き込み特性

4GiBのファイルコピーを何度か行ってみたが平均速度が13MB/s~33MB/sとムラがある。しばらく書き込んだ後、約3秒~約30間書き込みが止まる。書き込んでは止まり書き込んでは止まりを繰り返す。書き込みの際はシーケンシャルライトだと50MB/s~60MB/sというなかなか良好な書き込み速度であるが、止まっている時間があるので最終的には平均速度が30MB/sを少し超えるぐらいとなる。止まる前にコピーが完了する場合は50MB/sを超える速度を記録するが、4GiBのファイルコピーを何度か試した中での最悪値は13.7MB/sであった。最悪値付近が頻繁に出るわけではないようだがそういう場合もあると覚悟していた方がいいかもしれない。

このような挙動で思いつくのはLexarのS57とS80である(S80とS57を比べればS57の方がムラが大きい)。S57とS80は64GBなのでそのまま比較することはできないかもしれないが、BUFFALO RUF3-KS32GA-**/Nはさらにムラが大きい感じがする。

30秒も止まるとUSBメモリーを引き抜いてしまう人もいるかもしれない。そうすると壊れることもあるだろう。せめてアクセスランプがあればそういう破損は少しは減らせるだろうに。

BUFFALO RUF3-KS32GA-**/N exFAT 16KB ATTO Disk Benchmark

ATTO Disk Benchmarkでも書き込み時のムラは確認できた。128KBと512KBでの落ち込みがそれを示していると思われる。それでも瞬間的にでも90MB/sを超えているのは凄い。こういうところもLexarのS57やS80と似ている。

RufusでWindows10のインストールメディアを作成

RufusでWindows10のISOファイル(約8GB)を書き込んでみたが、かかった時間は10分35秒であった。書き込み時のムラが問題を起こすかもと思ったが特に問題はなさそうである。2回試してみたが2回とも正常に完了した。

30秒も止まるとタイムアウトエラーがかかるアプリケーションがあるかもしれない。

BUFFALO RUF3-KS32GA-**/N 32GB 容量

シーケンシャルリードは良好。リードの速度ムラは気にならない。4GiBのファイルコピーで平均140MB/s程度であった。(コピー先はCrucial CT240BX500SSD1 240.0 GB、空き容量112GB)

ランダムリード(4K)も良好な速度。

シーケンシャルライトは概ね素晴らしい速度が出ているが、ムラがあるので極端に遅くなることもあることを知っておいた方が良い。

ランダムライト(4K)も同様に素晴らしい速度だが、ムラに注意。そのムラのせいでランダムライトの速さが必要なアプリからのアクセス時に問題が起きるかもしれない。

本体の寸法は幅19.5mmほどで隣の機器との干渉も少なそうであるが、厚さは約10mmあるのでポートの配置によっては干渉に注意。

ノック式で挿しやすく、USBポートから引き抜くと自動的にUSB端子が収納される賢い子。個人的には挿しなおすことが多いので、自動で収納されるとノックしなおさないといけないから不便と感じることもある。まぁ、慣れの問題。

アクセスランプは無い。残念。Windowsの「ハードウェアの安全な取り外し」が前提なのかな。「ハードウェアの安全な取り外し」は信用していない。「コンピュータから安全に取り外すことができます」ってメッセージが表示されてもしばらくの間アクセスランプが点滅している場合があるから(とあるアクセスランプ付きのUSBメモリー)。個人的な儀式としては「コンピュータから安全に取り外すことができます」ってメッセージが消えてからUSBメモリーを抜くことにしている。特にUSBメモリーをNTFSでフォーマットしている場合は長めに待つようにしている。

長所(PROS)

  • シーケンシャルライトが速い
  • ランダムライトも速い
  • ノック式は便利
  • 税込・送料込800円ならコストパフォーマンスは良い感じ

短所(CONS)

  • 書き込み時に3~30秒間しばしば止まる
  • 本体がやや厚めで干渉が心配
  • アクセスランプが無い
  • 実際の容量は約31GB

備考

何度も繰り返すが、書き込み時にじばしば止まる(3~30秒ほど)のでアクセスランプが無いのは大きなマナスポイント。でも、この特性を理解していれば十分に使えるUSBメモリーだと思う。個人的にはもう使わないだろうな。30秒も待ってられない。2個所有しており同じ挙動であるが、製造ロットによってまともな製品に当たる可能性は否定しない。しかし、まぁ、ぶっちゃけ、製品として世に送り出してはいけないんじゃないかとさえ思う。SUNEAST USBメモリー SE-USB3002A-128Gはもっと酷いかも。

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