新品USBメモリーが壊れるまで書き込んでみた(2)

前回(新品USBメモリーが壊れるまで書き込んでみた(1))の続き。グリーンハウスのUSBメモリー Pico Drive L3 8GBを使用。並行してエレコムのMF-MSU2A 4GBでも書き込み。

USBメモリーが壊れるまで書き込みを続ける

その経過の記録。ピコドライブL3の容量は7.739539456GB。MF-MSU2Aの容量は3.871313920GB。

※MF-MSU2Aは約2,300周で壊れた。

※Pico Drive L3は約1,000周で壊れた。

2022/07/03

Green House L3 8GB

合計で3,325.172908GBの書き込みを完了。約430周完了。CheckFlashでの読み書きチェックでエラーなし。

2022/07/05

Green House L3 8GB

合計で4,041.934111GBの書き込みを完了。約520周完了。CheckFlashでの読み書きチェックでエラーなし。

2022/07/08

Green House L3 8GB

合計で4,997.6157146GBの書き込みを完了。約645周完了。CheckFlashでの読み書きチェックでエラーなし。読み書き速度に変化なし。

ELECOM MF-MSU2A 4GB

合計で4,445.04858624GBの書き込みを完了。約1,148周完了。CheckFlashでの読み書きチェックでエラーなし。読み書き速度に変化なし。

2022/07/13

Green House L3 8GB

合計で6,184.47818GBの書き込みを完了。約799周完了。CheckFlashでの読み書きチェックでエラーなし。読み書き速度に大きな変化はなし。ただ、読み出し時の速度が90MB/sを下回ることが多くなってきている。

ELECOM MF-MSU2A 4GB

合計で6,440.31225GBの書き込みを完了。約1,663周完了。CheckFlashでの読み書きチェックでエラーなし。読み書き速度に変化なし。

2022/07/15

Green House L3 8GB

合計で7,47.899323GBの書き込みを完了。約923周完了。CheckFlashでの読み書きチェックでエラーなし。書き込み速度に大きな変化はないが、読み出し速度が83MB/sに低下。

ELECOM MF-MSU2A 4GB

合計で7,921.995112GBの書き込みを完了。約2,046周完了。CheckFlashでの読み書きチェックでエラーなし。書き込み速度に大きな変化はないが、19MB/s以上だった読み出し速度が18MB/s台に低下

2022/07/18

ついに壊れた。壊れたのはELECOM MF-MSU2A 4GBで書き込んだ量は9,033.257259GB(2,333周)。予想外に時間がかかった。

USBメモリーが正常には認識されなくなった。複数のPCで試したが同様だった。

壊れる直前の読み出し速度は19.2MB/sだった。特に遅くはない。

振り返れば7/10に読み出し速度が18.76MB/sに落ち込んだことがあった。この時点での書き込み量は5,185.890017GB(1,339周)。このとき既に正常ではなくなっていた可能性がある。そうだとして正常に使える範囲としては1,000回程度が限界と考えるのが妥当かな。それにしてもそんなに書き込みまくる用途でこのUSBメモリーを使わないだろうな。普通の人は書き込み過ぎて壊れるというような経験をすることはほとんどないのかも。

次は、新品のELECOM MF-MSU2A 4GBに対して1,000回(1,000周)の書き込みを行った後に、ある程度の期間が経過した後、データの読み出しが正常に行えるかを試すことにする。

※今回壊れたUSBメモリーは筐体は新品同然なので、10年以上前に購入して筐体がボロボロになってしまったELECOM MF-MSU204GWHの中身を移植した。この10年前のUSBメモリーMF-MSU2はMF-MSU2Aとは違いLEDランプが付いていて便利だ。

2022/07/21

Green House L3 8GB

合計で8,342.501327GBの書き込みを完了。約1077周完了。CheckFlashでの読み書きチェックでエラーなし。書き込み速度に大きな変化はなく、読み出し速度は84~85MB/sを推移。

2022/07/22

Green House L3 8GB

合計で8,412.1571751GBの書き込みを完了。約1,086周。

しかし、次の書き込みが正常に行えず、USBメモリーは書込禁止の状態になった。その後、diskpartコマンドで書込禁止を解除したり、完全フォーマットしたりすることで、一時的に書き込みできるようになるが、今度はUSBメモリーが正常に認識できない状態になったりする。ついに壊れた

定期的に行ったCheckflashでの書き込み速度の推移を見ると書き込み回数が増えるに従い速度が落ちてきてはいるように見れなくもないが、誤差の範囲とも言えなくないレベル。当初は5.0MB/sを少し上回る程度で、最終段階では4.9MB/sを少し下回る程度だった。書き込み回数が増えるにつれ速度は遅くなるが誤差程度という結論。

一方、読み出し速度はかなり変化した。当初が95MB/s程度で、最終的に85MB/s程度に低下した。下降に転じたのがおよそ430周辺りだ。個体差や使用環境でも結果は異なるだろうから、300回(300周)ぐらい使い込んだら新しいUSBメモリーに交換した方が良さそうだ。また、書き込み速度が5MB/sだからね、そこまで使うひとはまずいないだろうけど。

USBメモリー書き込み実験

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