7年ぐらい前(2013年ごろ)に廃棄するならと譲り受けたDELL Optiplex GX620 スモールフォームファクター
LinuxやWindows10の評価版をインストールしたりして遊んでいたのだが、殆どは放置状態でリビングのインテリアとして存在しているだけだった。いや、ただ邪魔なだけな存在となっていた。
CPUは
HT テクノロジー対応インテル® Pentium® 4 プロセッサー 650
2M キャッシュ、3.40 GHz、800 MHz FSB
を搭載。
メモリはかき集めて3GB
もともと、OSはWindowsXPが搭載され、筐体にはWindows Vista Capableのステッカーも貼られている。
インストールしたWindows10は32bit版で、Windows7からのアップグレード(クリーンインストールを選択)である。
まず、Windows7の新規インストールから始めたが、すんなりとはいかなかった。
このOptiplex GX620はDVDドライブが非搭載なのである。それで、USBメモリからインストールしようとしたのだがうまくいかなかった。試しにWindows PEを立ち上げ、ネットワークからのインストールを行ったところようやくWindows7のインストールに成功した。
Windows10へのアップグレード(クリーンインストールを選択)は何のトラブルもなくスムーズであった。
Optiplex GX620でのWindows10の動作はというと、YouTube以外はまぁ使える感じ。しかし、Penium4なのでファンが回転数を上げるとうるさい。
全体的にもっさりな感じなので、今の御時世、これに耐えられる人は少ないかもしれない。個人的には許容範囲であるが。
YouTubeはというと、360Pならなんとか見れる感じで、480Pでも我慢できる人はいるかもしれない。
とにかく、何をするにもファンが高回転で回りだしうるさい。
何もしていないときは、Intel SpeedStep Technologyとやらのおかげで、うるさくはない。
2022/10/01
久しぶりに動かしてみた。rufusでインストールメディア(USBメモリー)を作り、Windows10の64bit版をインストールしようとしたがうまくいかなかった。CMPXCHG16b、PrefetchW、LAHF/SAHFという機能がCPUに含まれていないのでインストールできないようだ。
当然、Windows11もインストールできなかった。
試しにUSBメモリーからChrome OS Flexを起動させてみたがやはり動作しなかった。
USBメモリーにインストールしたLinux Mint 20.2 (64ビット)は普通に起動した。相変わらずYouTubeの動画は360Pが限界だけど、それ以外は普通に使える。