ピーエヌワイ USBメモリー PRO Elite USB3.1(USB10Gbps) Flash Drive 256GBの転送速度テスト&レビュー。
PNY PRO Elite MM7393 USB3.1(USB 10Gbps) Flash Drive review
計測環境:Windows10、Intel(R) Core(TM) i5-3470s CPU、SSD(SATA3)、12GBRAM
今回からCPUはi3-3220からi5-3470sに替わっている。
※USBメモリーにおいては、CrystalDiskMarkのライトの数値はあくまでも参考値。また、USBメモリーは特に安価なものでは同一製品でも転送速度にバラツキがあるので注意。おみくじとか言われるアレ。この製品(P-FD256PRO-GE)についてはバラツキはあまり無さそう。



CrystalDiskMark
USB3.0接続のSSD相当の速度は出ている。






NVMe SSD :CrystalDiskMarkの設定
ATTO Disk Benchmark

PNY PRO Elite P-FD256PRO-GE exFAT 16KB ATTO Disk Benchmark
RufusでWindows10のインストールメディアを作成
試した中ではパーティション構成GPTでLarge FAT32フォーマットが最も高速であった。




最も小さいファイルのサイズは約3.4GiB
平均転送速度:270MB/秒
PNY P-FD256PRO-GE 256GB 容量

CrystalDiskInfo

備考
PNY P-FD256PRO-GEはUASPタイプで中身はARCANITE PORTABLE SOLID STATE USB DRIVE AKPL8250G(USB3.2 Gen2)などと同じか同系列と思われる。CrystalDiskMarkの結果もほぼ同一。しかし、USB3.2 Gen2環境を持っていないのでその部分は未確認。
自分にとっては十分に高速だが、大量の小さいサイズのファイルを書き込み(コピー)するならFAT32やexFATよりNTFSフォーマットのほうが有利。ただし、rufusでWindows10のインストールメディアを作成する場合、パーティション構成GPTでLarge FAT32フォーマットが高速であった。
スライド式で外側は金属製でおしゃれなデザインは好み。連続で書き込みを行うとぎりぎり触れるぐらいまで外側に熱が伝わってくる。※室温30℃オーバーでの体感
スライドする分部を持ってUSBポートに挿さないと、スライド部分が引っ込んでしまうので、慣れが必要。
追加の転送速度計測
USB3.0接続のSSDから合計で約105GB(約98GiB)のファイルをPNY P-FD256PRO-GEにコピーした際の平均転送速度は約270MB/秒であった。約220MB/秒~約290MB/秒を推移した。
コピーしたファイルの中で最小サイズのファイルは約3.4GiB。
※計測日時2022/10/07 10:25、室温24℃、外気温18℃、天気は雨
※転送前アイドル時温度51度
※転送中の最高温度62度
USB3.1 Gen2 環境での転送速度計測
玄人志向のUSB3.1(USB10Gbps)インターフェースボードUSB3.1A-P2-PCIE2をインストールし、CrystalDiskMarkで計測したところ、リード・ライト共に最大で600MB/sを超えた。

問題点
P-FD256PRO-GEをDELL Optiplex 3060 のUSBポートに差したまま起動すると、BIOS(UEFI)を通過するまでに1分ほど掛かるようになった。この1分ほどの間はまるでフリーズしているかのように無反応になる。すべてのUSBポートで試したが同じ症状であり、これは、ARCANITE AKPL8250G 、TRIDENITE Speedy+、I・O DATA SSPC-US500K/Eでも同様の挙動であった。